夫との残された日々

夫が肺小細胞がんのステージ3と宣告されて3年。
残された時間が少ないことを先日私にのみ告げられました。
何ができる?どうしたらいい?
そんな日々を綴っていきたいと思っています。

病院への不信。

今日は担当医と面談の予定。

時間の少し前にスタッフステーションに行き、申し出るも、


・・・また、伝わっていない。


「先生と連絡取れないので、お部屋でお待ちください」


病室に行く前に、という約束だったんですけどね。


どうも、この病院は、情報の伝達とか、もろもろどうなってんだ、ということが多い。

一応、名の知れた大病院である。(大きな病院だからこそか)


明日「必ず」お電話します→待てど暮らせどかかったこない。(トイレ行くにも携帯持っていってるんだぞ…)理由「ばたばたしていた」


16時の約束→「あれ?17時じゃなかったでしたっけ?」


ガンではない持病で飲んでいる薬が止められている→説明、求めるまでなし。


忙しいのはわかる。でも医師、看護師である以前に社会人としてどうよ。


今日も、昨日のうちに個室に変わった連絡が来ておらず、

「知らなかったんですが、ここはそういう事の連絡はしないのでしょうか」と聞くと

「いえ、通常はします。昨日の担当看護師がしたと思ってて」


それ、病院にあってはならない確認漏れじゃないの?

今回はこの程度の事だからいいけど、いつかこの病院、大きな事故起こすんじゃないか?


夫がガンになってから、いろいろな方の闘病ブログを拝見しているが、

だいたいの方が病院(医師、看護師)といい関係を持たれていて羨ましく思う。


特に末期、と言われる時期に入って、私ら家族の精神状態は普通じゃない。

苦しむ夫の姿を見る辛さ、(私の場合)現役で働いていた夫を亡くす不安、等々で

日々神経はすり減っている。


だから、その他の事でのストレスは、最小限にしたいというのに。


今までは極力我慢していたが、今日は面談時、感情的にはならないように注意しながら、

不安、不満をぶちまけた。


病棟の担当医は本当に若く、見た目も今どきのお兄ちゃんで、申し訳ないが実に頼りない。研修医に毛の生えた程度なのだろうと思う。

若くても頼りなくても、それはいいのだ。病棟担当医に私が求めているのは、経験とか知識じゃない、今。

それは上の先生に任せてくれていい。

分からないことがあるなら、上の先生に確認して相談してくれていい。


あとわずかで平均寿命よりはるかに若くして死んでいかなければならない夫、

大切な夫、父を亡くす家族の心に、せめて寄り添って欲しいのだ。


この病院を選び治療を受けてきたことを、私は死ぬまで後悔したくない。


遠慮はもうしない。

夫のためにも、自分のためにも。