夫との残された日々

夫が肺小細胞がんのステージ3と宣告されて3年。
残された時間が少ないことを先日私にのみ告げられました。
何ができる?どうしたらいい?
そんな日々を綴っていきたいと思っています。

2016年3月のブログ記事

  • 急変そして旅立ち。

    この日記を始めて、まだ間もないというのに。 恐れていた急変で、夫が旅立ってしまいました。 痛みに苦しんだ2週間でしたが、最期は安らかでした。 今後は死別ブログ?の方に移ることになるのかな。 短い間でしたが、読んでくださった方がいらしたとしたら、心より御礼申し上げます。

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  • 進んでいく病状

    ここ2日で、黄疸が進んでしまった。 食事をほとんど取れなくなってから1か月近く経つし、ほぼ毎日会っている私はさほど感じないが、久しぶりに主人を見る人がいたら、大分痩せたんだろう。 救急車が到着し、家から救急車まで運ばれていく姿を見た娘が 「お父さん、小さくなっちゃった・・・」とつぶやいていたのが忘... 続きをみる

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  • 厳しい現実

    昨日は、ホスピス転院についての、夫を交えての説明を医師がする、との予定。 現時点で、夫には「余命3か月」という具体的な数字は知らされておらず、 「もうガンへの治療はない」ということのみ。 夫も、それ以上は聞こうとはしなかった。 医師からは、「ホスピス転院は、患者本人が余命をある程度理解していること... 続きをみる

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  • 卒業式

    今日は私たちのひとり娘の大学の卒業式だった。 朝から雨模様で寒かったけれど、午後には晴れ間もさしてきた。 在学中に夫が完治の望めないガンだとわかった時は、とにかく無事に娘を卒業させなくては・・・と真っ先に考えた。 本人も、そのこともあり、きっと楽しいばかりの大学生活ではなかったと思う。 4年生の後... 続きをみる

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  • 病院への不信。

    今日は担当医と面談の予定。 時間の少し前にスタッフステーションに行き、申し出るも、 ・・・また、伝わっていない。 「先生と連絡取れないので、お部屋でお待ちください」 病室に行く前に、という約束だったんですけどね。 どうも、この病院は、情報の伝達とか、もろもろどうなってんだ、ということが多い。 一応... 続きをみる

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  • 泣きたい人々

    もともと春先は体調を崩しがちなのだが、 ここ一週間の変化からか、起き上がれない。 病院まで片道車で40分弱・・・ 面会に行けなかった。 夫よ、ごめん。 私がこうして横になっている間も、苦しんでいるのだろう。 でも、行ってもろくに話もできないし、ただ苦しんでいるだけの姿から、 もしかして私は逃げたの... 続きをみる

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  • 先が見えない

    3年の間だましだまし持ちこたえてきた肺小細胞がんが、 肝臓、腹膜に転移、前にもあった脳への転移が範囲が広くなっている。 とりあえず、放射線の全脳照射をしましょう、 これからの事はそれから考えましょう、と言われたのが1か月前。 通院でも良いと言われた全脳照射治療だったが、 以前ガンマーナイフ治療の後... 続きをみる

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  • 余命告知

    50代半ばの夫が、肺小細胞がんステージ3と診断されたのが、3年前の2月。 数度の抗がん剤 脳への転移→ガンマーナイフでの治療 度々起こしてしまう肺炎 ・・・等々を繰り返し、ついに宣告された余命3か月。 病院には以前から頼んであったが、まずは妻である私だけに。 夫が聞いているのは今は「積極的治療の中... 続きをみる

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